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「病的な先延ばし」から抜け出せない人"3大"盲点 精神科医・禅僧がすすめる「無心になる」練習

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  • 川野 泰周 臨済宗建長寺派林香寺住職/精神科・心療内科医
  • 恩田 勲 JoyBizコンサルティング代表取締役社長/一般社団法人日本モメンタム協会理事
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マインドフルネスはモメンタムとセットで実践することでアップデートされ、より多くの人の人生を支えられるようになる。今は、そんな確信を持っています。

ここでは、「病的に先延ばししてしまう人」が陥ってしまう3つの盲点を解説します。

【盲点①】莫迦(バカ)になれない

マインドフルネスの歴史を振り返っても、「モメンタムはマインドフルネスとセット」と考えたほうがしっくりくるところがあります。

マインドフルネスの源流には、禅宗に古くから伝わる修行の一つ「瞑想」があると、すでにお話ししました。

そして瞑想は「今、この瞬間」に心を置くことで、心をリラックスさせ、集中力をコントロール可能な状態にさせる手法です。

しかし、瞑想ばかりが禅宗の修行ではありません。

むしろ修行の大半は、リラックスからほど遠いものです。 

お寺の静謐(せいひつ)なイメージとは裏腹に、禅僧の暮らしは非常に活動的

特に修行中の僧侶である「雲水(うんすい)さん」は、肉体的にもハードな、ほとんど命がけのような毎日を送ります

禅僧の修行には、大きく「理入(りにゅう)」「行入(ぎょうにゅう)」の2つがあります。

これは「だるま」のモデルになった達磨大師が説いたと言われています。

理入は経典を読むなどして理屈から、つまり頭から入る座学のような修行を、行入は行動、身体から入る修行を指しています。

移動するときは決して歩かず、衣を着ているときは全力で早歩きしますし、作務衣のときには猛ダッシュです。

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【不動智とは?】

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