
「源泉徴収制度」も戦後の「巨大集金システム」だった
本記事の前編(「森永卓郎さん(享年67)の遺言「住宅ローンは、銀行には《理想の巨大集金システム》で、《経済成長なき、ひ弱な日本》を作った原因でもある」)で、戦後に生まれた「国の巨大集金システム」のひとつが「住宅ローン」ということを紹介しました。
「住宅ローン」は金融機関にとってはまさに理想の「巨大集金システム」であり、日本中の「住宅取得資金」が中央に集まったのです。
これは、地方から都会に出てきたサラリーマン層を利用した「お金の一極集中システム」です。
そしてもうひとつ、戦後の「国の巨大集金システム」が存在します。
それは、全サラリーマンやフリーランサーが対象となる「源泉徴収制度」です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら