「スポーツの未来」への投資
――数多あるベンチャーキャピタルの中でも、ドジャースのオーナーグループによって設立されたという点はユニークですね。
ジェイ・アディヤ氏(以下、アディヤ):11年ほど前、オーナーグループは「スポーツの未来」への投資を目的に、エリシアン・パーク・ベンチャーズを設立した。われわれはスポーツに特化した投資グループで、すべてのパートナーがスポーツ業界出身者となっている。
スポーツ関連分野で優れたネットワークや豊富な経験を有し、投資先も何らかの形でスポーツに関わっている。ファンドのポートフォリオ(投資先企業)は約70社を擁する大規模な構成だ。
――どのような経緯で設立されたのでしょうか。
アディヤ:(2012年に)ドジャースを買収した際、オーナーグループはスポーツ分野におけるイノベーションを学び、推進するための組織を設立したいと考えていた。球団が恩恵を受けられる新技術やイノベーションなどを導入するべく、エリシアン・パーク・ベンチャーズを通じて、スポーツの未来へ投資することとなったのが始まりだ。




















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