平気で「安い味噌」買う人が知らない超残念な真実 「安いものは"裏"がある」"値段だけ"で選ぶ罠

✎ 1〜 ✎ 65 ✎ 66 ✎ 67 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

味噌は煮たり蒸したりした大豆をつぶして、麹と塩を加え、熟成させて作ります。

安部司さんの<実演付き>トークイベント『みんな大好き添加物の真実』を4月10日(水)に紀伊國屋書店梅田本本店にて開催します。詳しくはこちら

この発酵・熟成には1年以上かかります。なかには2~3年かけて作られるものもあります。

日本には四季があります。冬は気温が低く、夏は気温が高い。

この自然の温度の中でじっくり時間をかけて発酵・熟成することで味噌本来の風味や複雑なうま味が生まれるのです。

しかし、これをもっと早く作る方法があるのです。

それが「速醸」という方法です。

醤油や酒と同じことが、味噌でも行われている

これは材料を仕込んだのちに、酵素を加えて加温することで発酵を促進し、短期間で仕上げる方法です。

「速醸」は大量生産でき、はるかにコストが安く作れます

「速醸」については、以前の記事「平気で『安い醤油』買う人の超残念な盲点【前編】【後編】」「日本酒『"添加物"で伝統的造り方が減少』は問題かでも述べていますが、醤油や酒だけでなく、味噌でもこの製法が行われているのです。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事