当然ですが、「長い時間をかけて発酵・熟成した味噌」と「速醸で作られた味噌」では、風味も味わいも、まるで違います。
食べ比べればその差は歴然で、「速醸味噌」にはコクと味の伸びがありません。
味噌といえば「味噌汁」ですが、それよりも、「もっと味噌の違いが一番わかりやすいもの」があるのです。
「味噌の差」が劇的に出る「あるもの」とは…?
それは前回記事でも紹介した「甘みそ」です。「安部ごはん」の「魔法の調味料」のひとつでもある「甘みそ」は、味噌を楽しむ調味料です。
「田楽」「酢味噌」「回鍋肉」のように、「甘みそ」を使った料理は「速醸味噌」だとまったくおいしくないのです。
ぜひみなさんもご自宅で実験してみてください。
子どもたちに「昔ながらの長期熟成の味噌」を使って作った「甘みそ」を一度食べさせると、「だし入り味噌」や「速醸味噌」はおいしくないと言い出します。
子どもほど、「味の違い」がわかるのです。
では、「昔ながらの長期熟成味噌」と「速醸味噌」はどう見分ければいいのでしょうか?
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