
本連載では、その土地で支持されているローカルチェーンを出張者の目線で取材。「価格」「味の魅力」「主要駅からのアクセス」などの観点からレポートしていく。
カフェ激戦区名古屋を中心に40店舗以上!“あの珈琲店”とは別の世界線を歩むカフェ
「名古屋メシ」という言葉があるほど独自性の高いグルメシティ、名古屋。中でも喫茶店やカフェは名古屋文化のひとつとして、モーニングで定番の小倉トーストや、ボリューミーな海老フライサンドと共に定着している。また、コメダ珈琲店のような全国チェーン店も名古屋発祥だ。
今回ご紹介するのは、カフェ激戦区の名古屋で創業して50余年、今も名古屋を中心に40店舗以上で展開するカフェチェーン店、「支留比亜(シルビア)珈琲店」。
JR、名鉄、地下鉄が交差する金山駅から徒歩12分のところにある支留比亜珈琲店 金山店。「Sonosakiヱ金山(ソノサキエカナヤマ)」という奇抜なデザインのオフィスビル1階に入っている。

支留比亜珈琲店(以下、支留比亜)は1972年に名古屋市東区で創業した。1号店は徳川店として現在も営業中で、その店内は昭和の薫りを色濃く残すレトロなもの。創業以来、店内で豆を挽きハンドドリップで淹れる、コーヒー専門店のスタイルを貫いている。
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