
シックな装いの支留比亜珈琲店 金山店(筆者撮影)
出張で地方に行く際に、「その土地ならではのグルメが食べたい!」と考える人は多いはず。しかし、個人経営の店は多すぎて選ぶのが難しく、1人でふらっと入るにはハードルが高く感じることも……。そこで登場する選択肢がローカルチェーンだ。
本連載では、その土地で支持されているローカルチェーンを出張者の目線で取材。「価格」「味の魅力」「主要駅からのアクセス」などの観点からレポートしていく。
本連載では、その土地で支持されているローカルチェーンを出張者の目線で取材。「価格」「味の魅力」「主要駅からのアクセス」などの観点からレポートしていく。
連載9回目は、全国の飲食チェーン店への探訪をライフワークとするDJ、BUBBLE-Bが担当。名古屋らしいモーニング、そしてガッツリ派も大満足なメニューが揃ったカフェチェーン店「支留比亜珈琲店」を紹介する。
カフェ激戦区名古屋を中心に40店舗以上!“あの珈琲店”とは別の世界線を歩むカフェ
「名古屋メシ」という言葉があるほど独自性の高いグルメシティ、名古屋。中でも喫茶店やカフェは名古屋文化のひとつとして、モーニングで定番の小倉トーストや、ボリューミーな海老フライサンドと共に定着している。また、コメダ珈琲店のような全国チェーン店も名古屋発祥だ。
今回ご紹介するのは、カフェ激戦区の名古屋で創業して50余年、今も名古屋を中心に40店舗以上で展開するカフェチェーン店、「支留比亜(シルビア)珈琲店」。
JR、名鉄、地下鉄が交差する金山駅から徒歩12分のところにある支留比亜珈琲店 金山店。「Sonosakiヱ金山(ソノサキエカナヤマ)」という奇抜なデザインのオフィスビル1階に入っている。

オフィスビルの1階は誰でも利用できるようになっている(筆者撮影)
支留比亜珈琲店(以下、支留比亜)は1972年に名古屋市東区で創業した。1号店は徳川店として現在も営業中で、その店内は昭和の薫りを色濃く残すレトロなもの。創業以来、店内で豆を挽きハンドドリップで淹れる、コーヒー専門店のスタイルを貫いている。
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