まずは「ラベル」を見れば、わかります。
味噌の原料は「米、大豆、食塩」「麦、大豆、食塩」です。
これに「甘味料」や「着色料(ビタミンB2)」「漂白剤(亜硫酸ナトリウム)」「保存料(ソルビン酸)」などの添加物が入っているものは「速醸」と考えて間違いありません。
また「速醸で作られた味噌」と「長期熟成味噌」は「値段」が全然違います。
特売品や激安の味噌は「速醸で作られたもの」がほとんどです。
もう1つ、味噌の違いは「テイスティング」をすれば一発で見抜くことができます。
「平気で『安い醤油』買う人の超残念な盲点【後編】」で醤油のテイスティングを紹介していますが、それの味噌バージョンです。
「味噌のテイスティング」のやり方は?
方法は簡単で、減塩味噌と昔ながらの長期熟成味噌を用意して、大さじ1杯(およそ15〜18g)の味噌を200ミリリットルのお湯で溶いて飲み比べるだけです。ゆっくり舌で転がしながら風味や後味を味わってみてください。
お湯を昆布やかつおだしに変えると、もっとわかりやすいと思います。
醤油同様、普通に味噌をなめただけでは、「どれも同じようなもの」といっていた人も、ぬるま湯に溶かしてみると、「全然違う!」と驚きます。
「子どもが味噌汁を飲まない」とお困りの方は、ぜひ一度味噌を見直してみることをおすすめします。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら