絶好調な人が、白いシャツしか着ないワケ

「自律神経」を味方につけなさい!

(写真:kai / PIXTA)
デキるビジネスパーソンが知らずのうちに実践している習慣がある。キーワードが「自律神経」。その自律神経研究の第一人者といえば、順天堂大学医学部の小林弘幸教授だ。
研究だけでなく、メディア出演やプロ野球球団のメディカルドクターも務める小林氏が、第一線で活躍するビジネスパーソンがいかにして疲れを癒し、パフォーマンスを最大化しているかについて語ります。

私は医師として、普段から多くの一流スポーツ選手のコンディショニング・アドバイザーをしています。

彼らに間違いなく共通しているのは「いかにして、本番で自分の力を出すか」ということについて高い意識を持っているということ。

私は、Jリーガー、野球選手、ゴルファー、バイクレーサー、ラグビーのオリンピック選手など、世界の第一線で活躍する選手たちからアドバイスを求められますが、なぜ彼らが私の意見を聞き、指導を受けたがるかといえば、その理由は明白です。

彼ら、彼女らは、「実力をつける」ということと同じように、「今の自分の実力を100%発揮する」ということの大切さと難しさを痛いほど知っているから。まさに「力の出し方」の部分です。

9割の人が「力の出し方」を知らない

世の中には「実力をつけたい」「スキルアップしたい」といった、いわゆる「能力アップ」の部分においては、意識を高く持っている人が大勢います。

ところがその反面、「今持っている力を十分に発揮する」という「能力を出し切る」部分に意識を向けている人は本当に少ないように感じます。

はっきり言って、100ある力を120にアップさせても、日常的に70しか発揮できていなければ何の意味もありません。それにお金と時間と労力を費やすくらいなら、100ある力を「安定的に90出せる」準備やコンディションづくりをするほうがはるかに効果的です。

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