絶好調な人が、白いシャツしか着ないワケ 「自律神経」を味方につけなさい!

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携帯電話、iPad、充電器、ケーブル、必要な書類、手帳、文房具、薬、財布など、必要なものだけが入っていて、それがすぐに取り出せる状態になっている。これこそ、コンディションを整えるうえでの基本中の基本です。

鞄の中を整理する話に関連して、そもそもあなたは「使いやすい鞄を使っているのか」というのもじつに大事なポイントです。鞄の形、大きさ、深さ、ポケットの位置や数など、あなたにとってベストな鞄を選ぶことからコンディションづくりは始まっています。

その大前提として、あなたは「自分にとって使いやすい鞄とはどういうものか」をきちんと把握しているでしょうか?

持ち物を「最適化」しよう

そんな大事な部分を曖昧にしたまま、ただ「安いから」「デザインがいいから」「なんとなく、前から使っているから」という理由で鞄を持ち歩いてはいませんか。それではコンディショニングはうまくいきません。

自分にとってベストな鞄、すなわち、あらゆる場面を想定した際、もっとも動きがスムーズで、ストレスのかからない鞄とはどういうものなのか、そこをしっかりと考えた上で、鞄を選び直してみてください。

別にハイブランドのものを買う必要はありません。「こういう理由で選んだベストの鞄です」という、あなたなりの明確な意識があればそれで十分。

そうやってはっきりとした意識を持って、ペンケース、メガネケース、携帯カバー、財布などを次々と選んでいくと、あなたの持ち物はどんどん最適化されていきます。

「黒い鞄の中で黒い財布は探しにくいから、黄色にしよう」という感じで、つまらないストレスを受けないよう、持ち物を次々と最適化していくと、日常のすべてがスムーズかつストレスフリーになっていきます。

持ち物が最適化され、あらゆる場面での動きが快適になれば、確実に自律神経は整います。結果として、仕事への集中力やモチベーションが上がることは間違いありません。 

小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター

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こばやし ひろゆき / Hiroyuki Kobayashi

1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』、『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム刊)などの著書のほか、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBSテレビ)などメディア出演も多数。

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