絶好調な人が、白いシャツしか着ないワケ

「自律神経」を味方につけなさい!

交感神経とは「体を活動的にするための神経」で、車で言えばアクセルのようなものです。一方、副交感神経とは「体を落ち着かせ、休めるための神経」です。車のブレーキのようなもので、睡眠のときや、食事の後で栄養を吸収するときなど、体が落ち着かなければならないときに、優位になるものです。

「自律神経を整える」というのは、ごく簡単にいえば、交感神経、副交感神経がともに高い状態にするということ。何かしらの活動をするためには交感神経が高くなければなりませんし、冷静で、落ち着いた思考力、集中力を発揮するためには副交感神経も高くなければなりません。

また、一日の中でも「交感神経優位」「副交感神経優位」の時間帯があって、朝起きてから日中にかけては交感神経が優位で、夜寝る時間に向かって少しずつ副交感神経が優位になり、スムーズに睡眠に入っていくというカラクリになっています。

体のコンディションを整えるという意味では、「いま、自分の自律神経はどういう状態になっているかな?」と意識をするだけでも大きな価値があります。

私がこれまで研究をしてきたところ、成果を出しているビジネスパーソンの多くは、意識的にせよ無意識的にせよ、一日の中での自律神経の上下にあわせた行動をとっています。「午前中には必ずこの作業をする」というこだわりを持つ人が多いのも、こうした理由です。

服を捨てると、集中力が増す

自律神経を整えるために必要なのは、「乱されない」環境をつくること。

ビジネスではどうしても、予想外の出来事や時間が限られた中での作業を強いられ、「乱される」局面が多々あります。ある程度は仕方がないにしても、毎日の習慣を少し変えるだけで、「乱される」ことは極端になくなります。

それでは、具体的なアドバイスに入っていきます。

「乱されない」ためにまず大事なのが、身の回りの整え方。あなたを乱す不要なモノを、どんどん捨てていきましょう。

一番は、洋服。クローゼットを開けてみて「これは着るかな……着ないかなあ……」と迷うものは、とりあえずどんどん捨ててしまうことをオススメします。

よく「人生は選択の連続」という言い方をするでしょう。たしかにそれは事実です。しかし、自律神経の専門家の立場からすれば、「何かを選ぶ」という作業はストレス以外の何ものでもありません。「選ばなきゃいけない」という状況こそが自律神経を乱し、コンディションを悪くする要因なのです。

次ページ自分の周囲を「片付け」よう
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 憧れから一歩前へ! キャンピングカーのある日常
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
人気の動画
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「雑談で笑いを取れない人」が知らない基本原則
「雑談で笑いを取れない人」が知らない基本原則
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT