元傭兵が選出「今、戦いたくない国の軍隊」トップ3 第2位・北朝鮮軍を上回ったのは…

✎ 1〜 ✎ 120 ✎ 121 ✎ 122 ✎ 最新
拡大
縮小
元傭兵の高部正樹さんが「もっとも危険」と語る軍隊はどこなのだろうか(本人提供)
この記事の画像を見る(5枚)
特殊分野で自営を続けるライター・村田らむ氏。連載「『非会社員』の知られざる稼ぎ方」では、さまざまな非会社員たちの半生を追ってきたが、その中でも異色だったのが「元傭兵」の高部正樹さん(59歳)だ。
連載の番外編である今回は、高部さんに「もし今、現役の傭兵だったら戦いたくない軍隊」を聞いていく。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、イスラエル・ガザ戦争が続くなか、高部さんが「もっとも危険」と語る軍隊はどこなのだろうか?

高部正樹さんは「元傭兵」という珍しい経歴で知られている。アフガニスタン、ミャンマー、ボスニア・ヘルツェゴビナと20年近くにわたり、傭兵として活躍してきた。

私の連載『「非会社員」の知られざる稼ぎ方』でも半生を語っていただき、大きな反響があった。インタビューをしたのは2020年の年末だった。

戦いたくない国の軍隊はどこ?

その後、ロシアとウクライナの戦争、イスラエルとガザの戦争、がはじまり、戦争の話題をよく聞くようになった。

高部さんの需要もますます高く、原作をつとめる『日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし』も今年第3巻が発売された。

(『日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし 戦時中の軍隊の真実編』より/(C)高部正樹・にしかわたく/竹書房)

高部さんに久しぶりにお話を伺う機会をいただいたので、「高部さんが現役の傭兵だったら戦いたくない国の軍隊はどこ?」と、質問をぶつけてみた。

次ページ1位から3位まで、どれも違った怖さに…
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT