戦場で戦う傭兵「嫌な奴はいない」意外なカラクリ 会社員でなくとも自分をアピールする必要も

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今回は高部さんへの人生相談を実施。「元傭兵」という究極のフリーランサーは、勤め人である質問者たちにどう答えるのか(本人提供)
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特殊分野で自営を続けるライター・村田らむ氏。連載「『非会社員』の知られざる稼ぎ方」では、さまざまな非会社員たちの半生を追ってきたが、その中でも異色だったのが「元傭兵」の高部正樹さん(59歳)だ。
高部さんに「もし今、現役の傭兵だったら戦いたくない軍隊はどこ?」という質問を投げかけた前回に続き、今回は高部さんへの人生相談を実施。「元傭兵」という、究極のフリーランサーは、勤め人である質問者たちにどう答えるのか?

「元傭兵」の高部さんに仕事の悩みをぶつけてみた

高部正樹さんは日本では非常に珍しい元傭兵という肩書を持つ人だ。アフガニスタン、ミャンマー、ボスニア・ヘルツェゴビナでフリーランスの兵隊として戦ってきた。

(『日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし 戦時中の軍隊の真実編』より/(C)高部正樹・にしかわたく/竹書房)

原作をつとめる『日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし』も今年第3巻が発売された。読者は高部さんの戦場での暮らしを見て、

「傭兵はこんな考えられない暮らしを送っているんだ」

と思う反面、

「戦場でも、考えることは一緒なんだな」

とも思ったりする。20年以上傭兵として生きてきた男に、人生相談をする機会はまずない。

せっかくの機会なので、担当編集など、知り合いのサラリーマン諸氏から仕事上の悩みを集めて、高部さんにぶつけてみた。

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