「どれだけ酷いゴミ屋敷でも、1日で綺麗な状態に」
株式会社まごのては、「ゴミ屋敷」と呼ばれる物件の清掃に特化した、特殊清掃会社である。
まごのては「どれだけ酷いゴミ屋敷でも、1日で綺麗な状態にする」をモットーに、一般の清掃会社が「うちでは無理です」と、にべもなく断る大型のゴミ屋敷物件も引き受けている。
・胸の高さまでビッチリとゴミがたまっている部屋
・オシッコの入ったペットボトルが数千本出てくる部屋
・20年分の雑誌、新聞が部屋を埋め尽くしている部屋
・数十匹の猫が飼われていて大量の糞が床に積もる部屋
……などなど、一癖も二癖もある厄介な物件が相手だ。清掃の現場は、まるで戦場のような有り様になる場合も少なくない。
そんな、まごのての総指揮をとっているのが、まごのて代表取締役の佐々木久史社長だ。まごのてのゴミ屋敷清掃のノウハウのほとんどは、佐々木社長が経験から生み出したという。社長がゴミ屋敷清掃を始めたのは、2009年と比較的最近の話だ。会社は急成長をとげて、現在も拡大している。
「なぜ佐々木社長は、ゴミ屋敷清掃を生業にしようと思ったのか?」「ゴミ屋敷清掃会社まごのての成功の秘訣はなんだったのか?」
今年5月に移転したという新社屋で、佐々木社長に話を聞いた。
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