東大合格者語る「選んじゃダメな参考書」のNG要素 イラストや図解沢山の参考書には落とし穴が

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東大 ドラゴン桜 青戸一之
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
カラーで図解も盛りだくさんな参考書。本屋に行くと、このような参考書を手に取ってしまいがちです。しかし東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんは、むしろ情報量が少ない参考書のほうがいいと語ります。『あなたの人生をダメにする勉強法 「ドラゴン桜」式最強タイパ勉強法で結果が変わる』を監修した、西岡さんが参考書選びのコツをお話しします。

突然ですが、みなさんは、成績を上げようと思ったら、どちらの参考書を使いますか?

・要点がきれいにまとまっていて、情報が整理されている参考書

・要点がわかりにくく、自分で整理する必要のある参考書

おそらく多くの人は、こう考えると思います。

「え? そんなの整理されていて、見やすい参考書のほうがいいに決まってるよ!」と。当然のことですよね。

要点がまとまった参考書は成績が伸びない

でも、実は東大生が使っている参考書を分析していると、シンプルで、イラストや図が少ない参考書や、あまり情報量が詰め込まれていない参考書を使っている場合が多いことに驚かされます。

「要点がまとまった参考書を使うと、成績が上がる」というのは、実は間違った認識である可能性があるのです。

その証拠として、こんな話をしましょう。現在、参考書や、ネット上の教材の数は、昔とは比べものにならないほど多くなっています。

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