銚子電鉄の「だじゃれ」はどのように生まれるのか ユニーク商品や映画「電車を止めるな!」秘話も

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銚子電鉄の22000形車両(筆者撮影)

銚子電鉄(銚子電気鉄道)は、千葉県銚子市内の銚子駅―外川駅を結ぶ全長6.4kmのローカル私鉄路線だ。

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ネーミングのすごさに感服

現在社長を務める竹本勝紀氏は2012年に就任以来、ユニークなイベントやオリジナル商品の開発を推進し、そのたびにニュースにも取り上げられ、銚子電鉄の知名度はどんどん高まっている。

棒状のスナック菓子「まずい棒」、「再建最中(モナカ菓子)」、「電車にのってほしいも(干し芋)」などは、その「ネーミング力」のすごさに感服してしまう。すでにある他社製品をもじったものもあるが、銚子電鉄の経営状態などを、ダジャレなどのジョークを用いて自虐ネタにしている。例えば「まずい棒」は、某有名スナック菓子と、銚子電鉄の経営が苦しい(まずい)状態をかけたものである。「再建最中」は、まさに経営を立て直している状態のことをかけたものである。2020年には銚子電鉄が製作した映画作品「電車を止めるな!」が公開された。当時話題になった映画作品「カメラを止めるな!」からきているものだ。

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