浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は高卒の両親のもとで育ち、公立小学校・中学校を経て地方私立進学校に進学。10浪して東京大学理科I類に合格したものの入学を辞退し、現在社会人として働きながら東京大学理科Ⅲ類の合格を目指している、「男なら、前期1本理科三類」さん(仮名)にお話を伺いました。
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小さい頃からの夢をかなえたが…
浪人経験者に焦点を当てたこの連載ではこれまで、何年も挑戦を続けて、夢であった志望校への合格をかなえた人たちの人生模様をお伝えしてきました。
今回お話を聞いた「男なら、前期1本理科三類」さん(仮名)も、10浪の末に東京大学への合格を果たし、小さい頃からの夢をかなえた1人です。
しかし、彼は10年かけてつかんだ東大への切符を辞退し、さらに10年以上が経過した39歳のいま、今度は東京大学理科Ⅲ類の合格に向けて受験勉強を続けています。
東大入学を辞退した驚きの理由とは? 彼をさらなる挑戦に駆り立てた要因は何だったのか? 今回は彼の壮絶な半生に迫ります。
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