「筆記テストだけエリート」の5つの共通点

受験脳の呪縛から脱皮せよ

仕事の学びを「受験勉強」と混同すると、いつまで経っても成果は出ません(cba / PIXTA)
日本最大のビジネススクールである、グロービス。「日々の仕事を向上させるスキル」を求めてグロービスで学んだビジネスパーソンは、累計8万人を超える。
講師陣が1年でのべ数百人の社会人学生と本気で向き合い、わかったのは、「人よりも早いスピードで成長し、抜きん出た結果を出している人には、面白いほどの共通点がある」ということだったという。
その経験をもとに、限られた時間の中で最大限の成長をするために知っておくべき学びのコツを『27歳からのMBA グロービス流ビジネス勉強力』にまとめた。本連載では、学びのプロである執筆陣に、最短ルートで物事を身に付け、自分の血肉にできる「どこに行っても通用する」ビジネスパーソンになるための武器を紹介していただく。

 

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今以上に、学ぶことが重要になっている時代はありません。理由はシンプルで、変化のスピードが速く、さらにその波がこれまでにないほど大きいからです。1年前の知識や技術が、すでに使えなくなっているということもあるでしょう。

このような状況下で、私たちが身に付けている学び方は、受験勉強や資格試験をベースにした「インプット偏重型」。多くのビジネスパーソンは、本質的な実力を身に付けるための「学び方」を残念ながら知らずに、日々の仕事に励んでいると言えます。

一方で、仕事の後や休日に効率的に学び、確実に実績を上げている方もたくさんいます。

つねに学び、武器を磨き続ける必要のある時代に、学び下手というのは、死活問題です。本連載の初回では、「受験脳」の呪縛に縛られ、学び下手であるがゆえに「頑張ってもなかなか結果が出ない人」の5つのパターンをご紹介します。皆さん自身と照らし合わせながら読み進めてもらえたらと思います。

パターン1:キャリアはノープラン

効果的に学ぶためには、これから先、自分はどのようなキャリア(人生)を歩みたいのかを考えることが、第一歩になります。

「なんとなくやったほうがいいかなと思って英語を学び始めたけど、長続きしない」「友人の影響で資格の講座に申し込んだはいいけど、やる気が起きない」というような経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。自分が進みたいキャリア、人生と関係なく、周囲やメディアの論調に流されている人は、想像以上に多いように思います。

また、「キャリアは、考えたところで偶然の要素が大きいからねぇ」と、考えること自体を放棄してしまっている人もいます。いわゆる「偶然キャリア」の信奉者です。

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