「どんな本の読み方をしていますか?」「おススメの読書法は?」
これはビジネススクールの現場で勉強熱心なビジネスパーソンからよく聞かれる質問です。
「いい本」を「たくさん」読みたい。しかし、時間は限られる。何か魔法の杖はないだろうか……。
そんな思いが、質問の裏側にあります。しかし、「ダイエット法」と同じで、ある人にフィットした「読書法」も、ある人にはまったく使えないのも事実。
万人向けのやり方は存在せず、「合う/合わない」も、最終的にはその人の目的やライフスタイルに大きく依存するのです。
しかし、読書についての多くの悩みを聞く中で、勉強熱心がゆえに陥りがちな「わな」があるということもわかってきました。
そこで、ここでは、「こんな読書法がいい」ということではなく、「こんな読書をしていたら、ちょっと気をつけたほうがいい」という「落とし穴」を3つご紹介します。
落とし穴その1:ベストセラーの呪縛
皆さんは本を選ぶとき、どのような選び方をしているでしょうか。
勉強熱心な方ほど、「今、売れているから」とか「フェイスブックで友達の間で話題になっていたから」というふうに選んでいるケースが散見されます。
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