学生時代だけでなく大人になっても勉強は続く。ただ、学生時代と違い、家庭や仕事を抱え多忙な社会人にとって、資格や英語などの勉強は大きな壁となって立ちはだかる。この連載では「2割の努力で8割の成果」をあげてきた鬼頭政人・資格スクエア代表が、悩めるビジネスパーソンからの勉強に関する相談に鋭く切り込み実践的なアドバイスをしていく。著者への勉強相談はこちらのフォームから!
仕事も家庭も大事、うんうん
今回のご質問は「仕事と私と、いったいどっちが大事なの!?」的なご質問です。世の男性陣が一度は直面する試練とでも言いましょうか。非常に答えにくい(笑)。「そんなの、君に決まっているじゃないか!」とジェームズボンドよろしく、かっこよく言えればよいものの、本質的に、そもそも比べるものではないですよね。
さて、諸事情によりこの話題に深入りするのは避けますが、仕事も家庭も人生を支えるために必要なもの、という意味では共通しており、それらがあいまって「幸せ」や「充足感」を得られるのですから、甲乙なんぞつけられないのです。
そして、試験における「理解」と「記憶」も同じこと。「理解と記憶とどっちが大事なの!?」と聞かれても、それらがあいまって「試験での得点」に至るわけですから、二者択一ではない、というのが最初の立脚点です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら