大人になって「英語が上達する人」が外さない3点 英文法は「語順」と「品詞」が9割!

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なお、名詞はものや人の名前、動詞は動作、形容詞は名詞をくわしく説明する、副詞は名詞以外をくわしく説明するというイメージです。これらの品詞が英文の中で働き、ひとつの意味をつくっています。語順の理解には「品詞」の理解が欠かせません。

バラバラだった文法知識が「点」から「線」に

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英文法を学んでいくと「不定詞」や「関係代名詞」、「動名詞」などといった難しそうな名前の文法用語が出てきます。

しかし、不定詞や動名詞、関係代名詞といった文法用語は「点」でしかありません。

英語に限らず、さまざまな学問で言えることですが、「点」で学んでもなかなか本質を理解できません。

ひとつひとつの「点」が「線」につながって初めて、本当に理解できます。次の3つの英文を見てください。

① I know the man singing a song.
② I know the man that you met yesterday.
③ I know the way to master English.

①の「singing a song」は文法上「分詞」です。

②の「that you met yesterday」は文法上「関係代名詞」です。

③の「to master English」は文法上「不定詞」です。

一見、これらの「分詞」と「関係代名詞」と「不定詞」は、なんのつながりもないように見えますが、すべて直前の「the man」「the way」という名詞を説明する「形容詞」であるという共通点があり、「線」でつなげます。これを理解するには「語順」と「品詞」の知識が不可欠なのです。

<和訳>
①(歌をうたっている)男の人を知っている。
②(あなたが昨日会った)男の人を知っている。
③(英語を習得する)方法を知っている。
ダイジュ先生
だいじゅせんせい / Daijusensei

中高時代は英語が大嫌いで偏差値は31。高3の夏から英語を体系的に学び、半年で偏差値を40アップさせる。立命館大学入学後、英語の楽しさを伝えるために、数多くの塾や予備校で英語を教える。23歳のときに地元奈良で、大学受験英語専門塾を設立。2020年のコロナ禍の中、中学生向けのYouTubeチャンネル『スタフリ』を運営。全科目の授業を「無料」で、そして「世界一楽しく」をコンセプトに活動し、2022年12月時点でのチャンネル登録者数は17万人。現在、中学生向けの塾としては日本一のチャンネル登録者数にまで成長。親しみやすいキャラクターで、その授業はおばあちゃん世代にも好評。

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