大人になって「英語が上達する人」が外さない3点 英文法は「語順」と「品詞」が9割!

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多くの方は何らかの「英単語集」を持っているでしょう。古くは『試験に出る英単語』、30年ほど前は『ターゲット1900』、ごく最近のベストセラーは『DUO 3.0』などでしょうか? このような英単語集にはさまざまな情報が掲載されています。例えば、見出し語、意味、発音記号、反意語、同意語、派生語、例文などです。

では、英会話を習得したいと思っている方はどこを中心に覚えればいいのでしょうか? 脳内で考えた「言いたいこと」を英語で言うのが英会話です。つまり、英単語集の「見出し語」と「意味」が最も大事です。さらにその中でも「意味」から「見出し語」がすぐに出ることがゴールです。

英単語の意味だけ覚えても、とっさにその英単語は出てきません。英語が口から勝手に出てくる状態にするには、「意味」から「見出し語」を徹底的に反復トレーニングします。反意語や同意語などが書いてあっても、目もくれず、無視して構いません。

英単語を覚えるときに大事なことは「その覚え方で、英会話できる?」です。よくあるケースが、

take とる、乗る、かかる

だけを覚えるというものです。しかし、実際の日本語の会話で「とる」「乗る」だけの会話はありません。実際には「写真をとる」や「バスに乗る」といったフレーズで使うはずです。ということは、実際の英会話のシーンでもフレーズで覚えておかなければ使えません。英単語を覚えるときは、take a pictureやtake a busなどのようにフレーズで覚えましょう

3大重要ポイント③「英文法」の勉強の仕方

3大重要ポイントの最後は「英文法」です。英文法というと、細かくて小難しい英語のルールという印象があるかもしれません。実際、中学校で習う英文法は28項目あるので「英文法はやめておこう」と、そっとあきらめた方もいるかもしれません。ですが、ある2つのことを学ぶだけで、英文法の項目はたった4つに分類できてしまいます。ここからは英文法を「爆速」で学びなおす方法を解説します。

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