新年を迎え、大学3年生はいよいよ就職活動の本番を迎える。
しかも2月は8月と並んでインターンシップが多い月。受け入れ準備に忙しい採用担当者も多いだろう。
インターンシップはここ数年で急速に普及した。しかし、「本当に効果があるのか?」と疑問に思う人も少なくないのではないだろうか。
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』著者の金間大介氏は、「周りと同じ回数をこなすことが最優先になっている」と、インターンシップの形骸化を指摘する。
しかも2月は8月と並んでインターンシップが多い月。受け入れ準備に忙しい採用担当者も多いだろう。
インターンシップはここ数年で急速に普及した。しかし、「本当に効果があるのか?」と疑問に思う人も少なくないのではないだろうか。
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』著者の金間大介氏は、「周りと同じ回数をこなすことが最優先になっている」と、インターンシップの形骸化を指摘する。
「周りから浮きたくない」から参加する
2月は就職活動が本格化するうえ、大学生の春休みも始まるため、多くの企業がインターンシップを実施する。
準備に余念のない担当者の方たちには初っぱなから申し訳ないが、今の大学生たちの多くは、自分の能力を伸ばすため、あるいは自らの力を試すためにインターンシップに参加するのではない。
では、なぜ彼らはインターンシップに参加するのか。
それは、同級生の多くが何らかのインターンシップに参加することを知っているからだ。
私は『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』の中で、現在の大学生たちが年々「いい子症候群化」していると解説している。ここで言ういい子症候群とは、目立ちたくない、人前でほめられたくない、自分で決めたくない、変なことを言って浮いたらどうしよう、といつも考えているような若者のことだ。
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