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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「ガミガミ言う親の子」こそ変わらない3つの理由 6つの原理原則を基に、別の対応を考えてみる

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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さらに「それも効果がない」と指摘を受けると、今度は逆に「急激にやさしくなる」「子どもに迎合する」「放置する」という極端な方向に進んでしまう人もいます。

いずれにしても、人はどのようにして自ら行動するのか、やる気が出るのかという原理原則をある程度知っていれば、このような負のスパイラルには陥りにくくなります。

知っておきたい子育ての原理原則

もちろん子育てには絶対的な正解があるわけではありません。その子にとって適切な対応方法があるだけですが、原理原則さえおさえておけば、生活のさまざまな局面で応用できるはずです。

例えば、拙著『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』の中では次の項目を提示しています。

【第1原則】 自分と全く同じ価値観の人はいないことを知る
【第2原則】 強制されたことは、やらないか、やったとしても面従腹背となる
【第3原則】 人間には最低3つの長所がある
【第4原則】 親は成長が止まっているが、子どもは成長している
【第5原則】 「怒る、叱る、諭す」の3つを使い分ける
【第6原則】 子どもの精神年齢と実年齢は異なる
*第6原則については東洋経済オンラインの記事で追記しています。
→『子どもを叱り続ける人が知らない「第6原則」

このような原理原則を基に対応を考えてみることもできます。

(2)理性よりも感情が優先してしまう

これもやむをえないことだと思います。子どもに愛情をもって育てている以上、子どもがやれないこと、できないことに対して「何とかしなければ」という思いが強くなり、その結果焦りが出て、理性よりも感情で対応してしまうことがあるからです。

では、感情を抑えればいいのかというと、そうではありません。抑えると別の場面で増幅された感情が“爆発”する可能性もあるためお勧めはしません。

感情が出ているときにコントロールするのは難しいので、普段、平時にどうするかを考えておくとベターですが、ぜひ次のことをお伝えしたいと思います。

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【子どもは親の感情を受け取り、話の内容は受け取っていない】

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