デジタル経済のなかで、日々効率化を目指したり、数字とデータを追って仕事をしていると、時に「何のために行っているのか」と感じたことがある方もいるかもしれません。では、もし、アメリカの経済学者であるヴェブレンが今の私たちの仕事の悩みを聞いたら、なんと答えてくれるでしょう。
NHKで「欲望の資本主義シリーズ」のプロデューサーを務める丸山俊一氏が、「もし、今、古今東西の知の巨人がいたら」と、ヴェブレンに代わってまとめます(記事は『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』より抜粋しています)。
「どう見られているか」が気になり、疲れてしまう
質問者:僕、いつも、慢性的に疲れているんですよ。SNSがほかの人にどう見られているかとか、いいね!を押さなきゃとか、どうしても気になってしまいます。
仕事に関しても、どうしたら多くのユーザーに使ってもらえるかを考える仕事なので、サービスの滞在時間をどれだけ延ばせるかとか、再訪率をどれだけ上げられるかといった視点を持って取り組んでいます。
ただ、UXデザインやマーケティングの領域って、人の心理や行動にアプローチしていくみたいな側面もあり、いかにユーザーを熱中させるかとか、関心を持ってもらうかみたいなことがかなり重要になってきます。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら