英語はどこでも通じるマレーシア。はたして、マレーシアは英語を学ぶのに適した国と言えるのだろうか。11年前から、クアラルンプールで語学学校を経営している西尾亜希子さん(写真)に、語学教育の地としてのマレーシアの可能性を聞いた。
2004年に、「AtoZ language centre」を立ち上げて以来、現在、日本語教育のほか、英語やマレー語を教える教室を経営している西尾さんは、首都のクアラルンプールのほか、ジョホールバル、コタキナバル、ペナンにも支店を持ち、現在、100人ほどの生徒に教えている。
マレーシアで英語を学ぶ価値はある?
――ズバリ、マレーシアで英語を学ぶ価値はあるのでしょうか。
まず、前提としてお話しますと、英語学校に行ったから、ある言葉が話せるようになるか?というとそうじゃないと思うんですね。結局、習ったことを使う場所がないと、話せるようにはならないんです。もちろん、基礎がないといくら実践しても無意味ですから、学校の意義はあります。ただ、基礎や文法を学ぶなら、日本でもいい学校はたくさんあるんです。
――すると日本でも英語学習は十分可能ですか。
問題は、英語学校の外でどれだけ話したり聞いたりする環境が作れるか、ということに尽きると思います。英会話を楽に実践できる環境があるということで、マレーシアに来ることはありだと思います。
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