高校生兄弟をマレーシアに送った理由

ミャンマー人と日本人の夫婦に聞く

マレーシアのインターナショナルスクールへ通う山田さん兄弟

日本の中学を経て2014年1月からマレーシアのインターナショナルスクールで学んでいる山田湧太さん。山田さんは、ミャンマー人の父親と日本人の母親を持つ16歳の高校生。ミャンマーで日本人学校に通っていた期間があるものの、ほぼ日本語のみでの教育を受けてきた。

お父さんのミヨテさんはヤンゴン出身。日本に留学し、10年ほど滞在したのち帰国。現在はミャンマーの日本人社長が経営する宝石会社で、日本とミャンマーを行き来する生活を送っている。子供たちの国籍は日本で、小学校、中学校は日本の公立学校などで日本語の教育を受けてきた。なぜ、ミャンマーでも日本でもない、マレーシアの学校を選んだのか。

なぜマレーシアに?

「2つ理由があります。まず、子供には日本の外で学んでほしいという気持ちがありました。もうひとつは、自立のために、そろそろ親元から離れて生活してほしいということです。そしてミャンマーには適当な学校が見つからなかった」

はじめは米国の高校を考えた。ところが、知人に相談すると、いきなり米国に行っても授業についていけないと言われてしまう。

「まずは英語力をつけてからのほうがよいとのアドバイスをもらいました。けれど、ミャンマーのインターナショナルスクールは寮などの条件が合わない。そこでインターナショナルスクールが多く、ミャンマーからも日本からも行き来のしやすいマレーシアが浮上したのです」

ちょうどそんなとき、パートナーの日本人社長が、同じ年代の息子さんをマレーシアのインターナショナルスクールに留学させた。社長の息子さんがIBプログラムで勉強する姿を見て、興味を持ち、2013年8月にマレーシアに下見に来た。

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