新型コロナウイルス問題が長期化しています。先日、39県で緊急事態宣言が解除されましたが、首都圏などではまだまだ自粛生活が続きますし、宣言が解除された地域でも、引き続き外出を控えめにする人も多いのではないでしょうか。
自宅で過ごす時間が増える中、日ごろなかなかできなかったことを実施するいい機会になっている方は多いようです。
「買ったきり放置してあった本を読んだ」とか、「録画したままになっていたドラマを一気に見た」「家の大掃除をした」なんて声を筆者のまわりでもよく耳にします。
でも、さすがに巣ごもり生活も2カ月目となると疲れ気味という方もちらほら。何か新しいことにチャレンジして、気分転換をしてみるのもいいかもしれませんね。
今回は自宅で気軽にひとりでできる英語学習法を紹介します。「あんまりガッツリ勉強するのはつらい」という方にもお勧めの学習法です。気晴らしや時間つぶしにでも構いませんので、ぜひ試してみませんか。
初心者から上級者まで、誰でもできる読書法
お勧めしたいひとつめの学習法は「英語で読書」です。自由に外出できない中、読書をしている方は多いようですが、日本語の本だけでなく、英語の本も読んでみるのはいかがでしょう。
英語の本はすごく難しいイメージがあるかもしれませんが、どんなレベルの方でも読書ができるGraded Readersという英語教材があるのはご存じでしょうか。
いろいろなレベル設定で、読者が読みやすいように、文章量や使用する単語数、文法項目などを制限した本なのです。自分の英語レベルで、有名な文学作品などを読むことができるのでお勧めです。
英語学習法のひとつに「多読」というものがありますが、これは文字どおり「多く読む」という学習法。たくさんの英文に触れることで、既習の単語や文法の自然な使用方法を身に付けるのにピッタリです。日本人は学校で単語や文法を勉強しますが、それを使って読んだり聞いたりするインプットが少ないと言われています(インプットすら足りないのですから、アウトプットはさらに少ないですよね……)。今回は「多読にチャレンジしましょう」とまでは言いませんので、まずは英語の本を1~2冊完読するという体験をしてみるのをお勧めします。
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