「寝たのに調子がよくない」人に教えたい睡眠法 今がチャンス「睡眠負債」返済する3つの方法
今こそ睡眠負債を返済する絶好のチャンス
前回(「たいていの人は自分の『睡眠タイプ』を知らない」)お伝えしたとおり、免疫力を高めるための睡眠時間も、成人が心身ともにずっと健康でいるために必要な睡眠時間も7~9時間です。ただ、忙しい皆さんのことなので、コンスタントに7~9時間眠れている人はかなり少ないでしょう。
ですが、時短勤務や在宅勤務などで平時よりも時間が作りやすい今なら、睡眠負債の返済に取り組み始める絶好のチャンスであるといえます。早速、私が普段から用いている下記のチェックシートで、あなたの睡眠を検証してみましょう。
チェック1は睡眠負債がたまった場合の特有の症状、チェック2が睡眠不足のときに起きる主な症状です。
さて、結果はどうだったでしょうか。働き盛りのビジネスパーソンならば、多かれ少なかれ睡眠負債はたまっているはずです。免疫力強化のため、また最高の体調で最大のパフォーマンスを発揮するために、それらをできるだけ早く返済していきましょう。
まず、睡眠負債は1週間単位で考え、検証していきます。もっとも、誰でも数週間で完済できるというわけではありません。私自身もかつては相当にひどい状況だったので、完全な状態まで戻すのに1年以上かかりました。でも、そんな私が今はすっかり「絶好調」。ですから、慌てる必要はありません。
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