たいていの人は自分の「睡眠タイプ」を知らない 誰もが「朝型」なわけではないという事実
自分だけの最適な睡眠時間を知るには
心身の最低限の健康を維持するために、1日6時間以上の睡眠は必須。高いパフォーマンスを発揮するためには、最低でも7時間は眠る必要がある。風邪ウイルスの感染予防にも、7時間以上の睡眠が必要です。
これは、誰にとっても基本の条件と考えていいでしょう。7時間以上をいかに確保し、かつ質のいいものにしていくかということが重要になります。ただ、人にはそれぞれの睡眠タイプや置かれた事情があります。まずは、「自分の現状はどうなんだ?」ということを把握することから始めましょう。
そのためには、平日・休日含め直近2週間ほど、どのような睡眠をとっているかを分析することをおすすめします。ノートや手帳に、眠っていた時間帯、時間数や、その日の気分や体調について書き出してみましょう。それだけで、「自分は案外、朝には弱くないのかもしれない」とか「7時間には全然、足りていない」などという気付きがあるはずです。
もう1つ、ぜひ参考にしてもらいたいのが、「ミュンヘンクロノタイプ」のセルフチェック。クロノタイプとは、「朝型・夜型」といった一人ひとりの時間に関するタイミングのことを指しています。インターネット上の「ミュンヘンクロノタイプ質問紙」のサイトを利用すれば、無料であなたに最適な寝付く時刻、起きる時刻、睡眠不足度、社会的ジェットラグの時間数などを分析してもらえます。
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