たいていの人は自分の「睡眠タイプ」を知らない 誰もが「朝型」なわけではないという事実

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回答内容をこのウェブサイトの制作元である国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部の研究に利用してもいいと同意し、該当箇所にメールアドレスを入力します。すると、あなたのメールアドレスあてに、あなたに最適な「睡眠スケジュール(寝付く時刻、起きる時刻)」、あなたの「睡眠不足度」「社会的ジェットラグの時間数」の書かれたデータが届きます。

まず、データには、回答した人の「クロノタイプ」が示されています。これは休日の睡眠中央時刻(「眠りに落ちた時刻」と「朝起きた時刻」の中間時刻)によって判断されます。なぜ休日なのかというと、休日のほうがその人のクロノタイプが現れやすいからです。

平日だと、多くの人(とくにオフィスワーカー)は嫌でも朝6時や7時には起きているので、その人本来のクロノタイプを知るには適さないとも言えます。

次に、「睡眠スケジュール」が表示されます。これは本来あなたが一番よい体調で、高いパフォーマンスを発揮できると思われる「寝付く時刻」と「起きる時刻」です。

クロノタイプが「夜型」の場合は?

もしクロノタイプが「朝型」と出たなら、おそらく睡眠スケジュールもオフィスワーカーとして理想に近いものが示されるはずです。こういう人は、休日であっても寝坊をしない人であり、そのスケジュールが平日にもそのまま当てはまります。

しかしながら、クロノタイプが「夜型」になった場合、あなたは出勤時刻に合わせて毎日無理に早起きしていることになるので、「寝付けない」「目覚めが悪い」などの問題が起こりやすくなります。

続いて、「睡眠不足度(睡眠負債)」や「社会的ジェットラグ」についても示されます。これらも、平日は無理して早起きしている「夜型」の人ほど、悲惨な結果が出がちです。

ここ数年、アメリカやイギリスで始業時間を1時間遅らせた学校が何校かあります。するとどの学校の生徒も、学力が目に見えて上がったというデータが出ています。これはつまり、今まで学校の始業時間が早すぎて、多くの生徒のクロノタイプに合っていなかったということです。

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