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たいていの人は自分の「睡眠タイプ」を知らない 誰もが「朝型」なわけではないという事実

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  • 西川 ユカコ 昭和西川副社長、睡眠サービスコンソーシアム理事
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「朝型」か「夜型」かは、50%程度遺伝で決まるのです。大事なことなのでもう一度言います。「朝型」か「夜型」かは、ほとんど遺伝で決まります。

たとえば夜型の人に早起きさせると、どうなるでしょうか。朝型の人よりも体温の上がり始める時間が遅く、朝から脳と体をフル回転させるのは難しいでしょう。

「朝型」「夜型」といったクロノタイプは、個人が持っている体内時計の特徴を反映させたもの。いわばその人の「個性」です。だから「早起きの人は勤勉」で「起きるのが遅い人は怠け者」という対比は、もはやありえない「決め付け」だと理解してもらえるでしょうか? 

「早起き」「遅起き」に関係なく、本来は各自のクロノタイプに合わせた始業時間にできると各々のパフォーマンスが最大化するということです。

なお、睡眠不足度とは、すなわち睡眠負債のこと。もし「1日30分」もしくはそれ以上と出ていたら、これまでの年月で相当、溜まっていると考えてください。その結果をシビアに眺める必要があります。

自らの睡眠タイプがわかったところで、人間の構造に基づく快眠法を身に付けましょう。あなたがその日の晩、質のいい睡眠を得られるかどうかは、実は朝の段階ですでに決まっています。就寝時刻が近づいてからいろいろ工夫することも悪くはありませんが、それだけでは「時すでに遅し」とも言えるのです。

その理由は大きく2つあります。

1つは、体内時計のリセットが朝に行われること。遅くとも10時までの時間帯に、太陽の日差しを網膜に感じることで、脳にあるメインの親時計が整います。

だから、目が覚めたらすぐに起き上がり、家中のカーテンを開けて太陽の日差しを浴びてください。できれば窓も開けて窓ガラスを通さずに、太陽の日差しを直接網膜に取り込みましょう(危険なので、直視は避けてください)。

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