大切なモノもすべて一掃したい
現場は大阪府内にあるマンションの一室。リビングに足を踏み入れると、生ゴミによる腐敗臭はないものの、床には無数の段ボール箱が積み重なり、そこからあふれ出したキャラクターグッズやコスプレ用品が散乱していた。
1メートルを超える模造刀、手づくりと思われる衣装など、趣味であるコスプレにかなりの情熱を注いでいたようである。
こういった「モノ屋敷」で多いのは、モノに愛着が湧いてしまっているがゆえに「いる・いらない」の判断ができずに捨てることができなくなっているケースだ。押し入れの奥から1年ぶりに出てきたようなグッズでも、いざ手に取ると途端に「大切なモノ」のような気がしてしまうのだ。


















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