平成の「就職人気ランキング」から読み解く就活

時代が激動しても大企業人気は揺らがない

2011年1月の就職合同説明会の様子。黒いスーツ姿の就活風景は変わらないが、人気企業はその年ごとに変わっている (撮影:風間仁一郎)

2019年5月1日に元号が「平成」から「令和」に変わる。筆者の年齢は32歳ということもあり、「平成」という時代と共に生きてきたという感覚がある。

物心がつく前にあった「バブル経済」、小中学生の頃にあった「2000年問題」や「ITバブル」、就活のタイミングがちょうどかち合った「リーマンショック」、社会人になってから「東日本大震災」もあった。

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キャリアに関わる仕事をしているが、こういった経済ショックや自然災害といった社会変動が就職活動に及ぼす影響はかなり大きいと感じている。景気が低迷すると、就職氷河期となり、そのあおりで新卒時に就職できないと、非正規社員としてずるずると年を重ねてしまう。

どの時代に生まれ、どのタイミングで就活をするかによって、ファーストキャリアだけでなく生涯キャリアが決定づけられてしまっている。

昨年、経団連から就活ルールの見直しが発表され、つい先日には経団連と大学側との間で「通年採用(現行の新卒一括採用スタイルではなく、1年中採用活動を行う)」を広げていくという合意があった。こういった変化により、新卒時の就活の、その後の生涯キャリアに与える影響が、低下することを願う。

平成31年間で社会も変わり、就活も変わった

このように、「就活」と「経済」には密接な関係がある。今回の就活ルール見直しでは、国際競争力を高めるための人材採用や人材育成と、現行ルールが噛み合っていない背景がある。この記事では「就職人気企業ランキング」という切り口で、平成31年間を振り返り、就活の変遷を振り返ろうと思う。

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