大企業のお題で読むエントリーシートの傾向 就活生はどんな設問が印象に残ったのか?

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就職活動で志望動機などを記入して企業に提出する「エントリーシート」。設問にはそれぞれの企業の個性が表われている(写真:NOV / PIXTA)

就職活動において、学生から企業への「関心がある」という意思表示が「プレエントリー」、そして「志望したい」という申し込みが「本エントリー」だ。

大手企業では、「エントリーシート」(ESと略されることもある)の提出をもって、本エントリーとする企業が多い。企業から見ると書類選考でもある。最近では、3月中旬から4月中旬に、締切日を設定する企業が多くなっている。何回かの締め切り日を設定して、締め切り分ごとに選考を実施する企業もある。

学生の印象に残ったエントリーシートとは?

エントリーシートには自由記述もあるが、企業が設定した質問項目に従って書いていき、文字数が指定されているものが大半だ。学歴、ゼミ・研究、クラブ・サークル、志望動機などの定型的な質問もあるが、企業独自の質問もある。

学生はエントリーシートの質問を見て、企業の知性や文化を感じとるから、答える学生だけでなく、設問を出す企業も測られていると言える。

中には、白紙のエントリーシートに文字だけでなく、絵や写真などを使って自由に表現させるものや、エントリーシートの用紙自体を学生に選ばせている企業までもある。

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学生の感想はさまざまだ。「チョロい」「簡単」と甘く見ることもあるだろうし、「ゲッ、何これ?」と驚くこともある。そこで学生が「印象に残った」というエントリーシートを2019年卒採用の事例から紹介してみたい。

あくまでも2019年卒採用で使用されたエントリーシートなので、今年も同じ設問とは限らないことには留意していただきたい。

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