「末期的上司」になる前に!
もしもこのランキングにひとつでもズキッとしてしまったのなら、それは痛いところを突かれたという痛みです(笑)。早急に部下との関係性を改善されることをオススメします。これから紹介するような「末期的な上司」になってしまう前に。
ではまずこちらの「末期的上司」の方をご紹介しましょう。いったい「やる気のない部下」に対してどのように接しているのでしょうか?
上司①「会社が繁忙期で、全員で営業に出陣じゃあ!って状態なのに。パソコンから離れようとしない部下がいてね。何だ? FacebookだかTwitterだかってのをしてるんだよね。ったく、一緒に盛り上げようとしないんだよなぁ」
こういう職場全体の士気を大きく下げてしまう部下の存在は、とても迷惑なものですね。このように就業中にFacebookなどのSNSをチェックをする方もいると思いますが、人間関係や仕事上のトラブルに発展するケースも多くなってきていると聞きます。過去にも勤務時間中に職場の公用パソコンを使って、自分のブログに書き込みやリンク先にコメントを入れたりしていた男性職員が、職務専念義務違反で戒告の懲戒処分を受けたということもあります。もちろんSNSを組織全体で活用している企業もあり、便利な面もありますが、トラブルに巻き込まれないようにうまく活用したいものです。では本題に入ります。もしもこのような部下がいた場合、上司であるあなたはどのような指導をされますか?
A Twitterに注意のリプライを飛ばす
B パソコンにウイルスを送る
C そのうち本人も気づくだろうと放っておく
いかがでしょうか? この3つから選べますでしょうか? いっそのことAで部下の度肝を抜くのもいいかなとも思いますが(笑)、この中に正解はありません。しかし先の「末期的上司」はCを選択してしまったのです。「いつか部下が自分の行動の愚かさに勝手に気づいて反省し、その後の成長につながればと思っている」ようでしたが、はっきり申しまして、そのような奇跡的なことは、そうは起こらず、希望的観測にしかすぎません。
人によっては上司の怠慢と評価されてしまうことでしょう。やはり上司自らが「なぜ、動かねばならないのか」を説いて、上司の背中を見せることが大切です。部下は勝手に育つものではなく、「育てる」ものです。だから上司自らが背中を見せて行動してみてください。そしてこれが最も重要なことなのですが、実際に頑張った部下の努力に対しては、「ありがとう。君のおかげで周囲もやる気になってくれたよ」と感謝の思いを伝えて、部下のモチベーションをアップさせましょう。
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