男性上司の皆さん、こんな経験ありませんか? 女性部下のパワーを引き出す3つのテクニック

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はじめまして、太田彩子です。

突然ですが、以下の5つの項目をお読みいただけますでしょうか?

この5つのうち、1つでも思い当たる節がある方は、ぜひこのコラムを読み進めてみてください。きっとあなたの役に立つはずです。

まずはじめに、私、太田彩子について知っていただくために、私が主宰している「営業部女子課」について少し紹介させてください。

「営業部女子課」は、2009年12月に立ち上げた現役の女性営業職のためのコミュニティで、無料勉強会や女子会などを定期的に開催しています。(現在1300人以上の女性営業が登録)

今やチームの4割が女性という会社も

これまで男性中心で構成されていた営業部は、ここ5年で新卒の女性総合職を大量採用する傾向が強くなりました。中には、採用比率が4割まで上昇した企業もあるほどです。ただ、その大きな期待とは裏腹に、女性側は身近に先輩ロールモデルがおらず、将来目指すべき姿が掴みにくくなっているのが現状です。上司に業務内容の相談はできても、女性特有の悩み、例えば、キャリアの作り方や仕事と家庭の両立問題を相談できずにいるのです。

左の円グラフは「営業部女子課」154名にとったアンケートなのですが、「仕事上の悩みを相談できていますか?」という問いに、「上司に相談できていない」回答が50%もあるのです。また、「誰にも相談できていない」人がいまだ18%います。

誰にも相談ができない彼女たちは、やがて「孤立」してしまいます。それは日々の士気低下に繋がったり、「ここで続けるのは難しいかも…」と就業継続を諦めてしまうケースも少なくありません。

「そんな悩める女子を一人でも救いたい!」働く女性が会社を超えて相談し合える仲間、切磋琢磨し合える同志が繋がれる場を提供したく、結成したのがこの「営業部女子課」です。

今日、男女平等と声高に言われているように、職場での男女の扱いは公平であるべきで、大前提として男性も女性もマネジメントの基本は同じだと思います。ただ、男女間には確かに「違い」があるというのも事実です。

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