男性上司の皆さん、こんな経験ありませんか? 女性部下のパワーを引き出す3つのテクニック

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

男女の仕事への熱意はホルモンの違い??

例えば「仕事のやりがい、営業のやりがい」について尋ねてみたところ、男性に多かった回答は「自分の達成感」「ナンバーワンになる」というものでしたが、女性は「感謝されること」「人と出会えること」という回答が圧倒的でした。

また、ある実験では、ストレスを感じたときに女性はオキシトシンと言われるホルモンが働くそうで(男性には少ない)、これも「繋がり」を求めるのだとか。

営業という職業に当てはめると、自分の提案やサポートを顧客が喜んでくださることによって「私、役に立っているんだ」と、繋がりを生み出せたことを嬉しく感じるのです。その結果、次も貢献しよう踏ん張るわけです。

そこを上司が理解しないまま「とにかく部のために頑張れよ」などと接した結果、「部の成績だけを優先させるなんて、それだけではお客様に申し訳ない」と憤慨する女性の姿を幾度私は見てきたことでしょうか。

それが男性と女性の大きな違いです。つまり、男性の部下と同じような接し方ではチーム運営は円滑に進みません。では、女性部下を上手にマネジメントするにはどのような方法があるのでしょうか。

その1 「尊重してくれる」上司が好まれる

多くの男性は、ビジネスにおける上下関係を意識して育ってきていると聞きます。良くも悪くも「上司の顔色を見てしまう」。しかし、女性の場合は仲間や対外的な「繋がり」重視、つまり「和を重んじる」。

「なんであの上司は人によってこんなにも豹変しちゃうんだろう?」というのは、よく営業部女子課で囁かれる「上司に対する不満」のひとつです。

では初めて女性の部下を持つことになった時、どのように対処すれば良いのでしょう。

まずは「じっくりマンツーマンで面談をする」。これが肝心です。

次ページ女性の「承認欲求」をご存じですか?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事