《教育移住で英語はうまくなる?》「ゼロから始めて2年半、子どもたちは…」現地からの報告

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マレーシアに教育移住した筆者の子どもが書いた日記
左)当時、日本では年長の下の子が書いた日記、右)8カ月後、小1になってからの日記。単語での表現だったのが、文章になっている(写真:筆者撮影)
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みずもと氏は2022年に家族でマレーシアに移住。2人の子どもはインターナショナルスクールに通い始めて3年目を迎える。
マレーシア教育移住の狙いの一つとして「子どもの英語力の向上」が挙げられるだろう。2024年にベネッセが行った調査では、「英会話などの語学」は小学生に人気の習い事第2位、小学生の保護者が子どもに新たにさせたい習い事の第1位となっている。
この記事では、みずもと氏自身の体験や周囲の人の話を踏まえて、「教育移住で本当に英語は身につくのか」について語る。

教育移住は「子どもの英語力アップ」に効果的?

マレーシアのインターナショナルスクールの図書室
マレーシアのインターナショナルスクールの図書室。英語の本が並ぶ(写真:筆者撮影)

EF English Proficiency Index(EF EPI)2024年版によると、マレーシアの英語力は世界で26位、アジアではシンガポール、フィリピンに次いで3位にランクしています。

そのランクが示すように、街に出るとほとんどの場所で英語が通じます。

インターナショナルスクールでは英語の授業を受け、街に出れば英語でコミュニケーションがとれる。

さらに欧米と比較すると学費や生活コストが手ごろなこともあり、お子さんの語学留学のファーストステップとして、マレーシアは理想的な環境と言えるかもしれません。

では、実際にマレーシアに教育移住すると、どれくらい英語が話せるようになるのでしょうか。

まず、大前提として「状況による」というのが非常に大きいと思います。以下、2つの観点でお話しします。

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