「入学当日ですが、どこへ行けばいいのでしょう?」《マレーシアに教育移住》して驚いた"3つのこと"戸惑った「日本の常識とのギャップ」は?

マレーシアのインターナショナルスクール。カラフルな図書室(写真:筆者撮影)
みずもと氏は2022年に家族でマレーシアに移住。2人の子どもはインターナショナルスクールに通い始めて3年目を迎える。
当初、第一子のクラス20数名のうち日本人生徒は4名だったが、高まる教育移住への関心とともに日本人生徒の数は増える傾向にあり、最も多いときで8名の日本人生徒が在籍。入れ替わりはあるものの、現在も学期ごとに日本人生徒が入学しているという。
みずもと氏がマレーシアに移住してきた日本人家族からよく聞くのが「インターナショナルスクールおよびマレーシアの文化と、日本の文化のギャップに、最初はとても驚いた」ということだという。
この記事では、みずもと氏自身や他の教育移住者の体験を通して、「マレーシアに教育移住して驚いた3つのこと」を紹介する。
入学直前になっても学校から連絡がない
「入学当日ですが、どこへ行けばいいのでしょうか?」
入学を3日後に控えた日のこと、学校の事務局にこんなメールを送りました。
10日ほど前にオリエンテーションがあったものの、制服の購入やスクールバスの手配などの事務手続きがメインで、入学日についての案内はありませんでした。
「マレーシアはのんびりしているから連絡もゆっくり」と先に移住された方に聞いてはいたものの、直前になっても、入学日の集合時間、場所にかかわる連絡が一切ありません。
不安になってメールを送るも、結局、事務局からの返信はなく、学校探しをお願いしたエージェントに「何か聞いていますか?」とLINEで確認しました。

エージェントから返ってきた返答(写真:筆者提供)
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