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「スマホやゲームが悪」といえるのか
この現象については、事の大小にかかわらず、全国の小中高生のいる家庭から非常にたくさんのご相談をいただきます。あまりの多さに驚くほどです。もしかしたら、大半の家庭で起こっている現象かもしれません。10年ほど前に登場したスマートフォン(以下、スマホ)、あのような魅力的な機器を持てば、その虜になるのは当然のことですね。大人も手放せなくなってしまうのですから、子どもの場合は言うまでもありません。似たケースでゲーム漬けという場合もありますが、この種のご相談では小学生の子どものケースが多く、特に幼い子に効果のある方法について筆者も過去記事(「1日6時間ゲームする子」に親ができること)を書いています。よろしければ今回の記事と併せてご覧ください。
今回は、高校生のご家庭からのご相談ということで、少し角度を変えてより根本的な対策についてお話ししようと思います。よくよく考えてみると、子どものスマホは親が働いて得たおカネで使えているのに、親の意向を無視して使い、親から指摘されると逆ギレする、ふてくされる。どう見ても親の言動が正しく、子どもに分はないように見えます。
では、「スマホやゲームが悪」といえるでしょうか。筆者はそうは考えていません。
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