
イマドキの女子高生は恋愛にもSNSの最新機能を駆使する(筆者撮影)
高校生といえば青春。青春といえば恋愛です。イマドキの高校生は恋愛にもSNSが重要な役割を果たします。片思いしている女子高生は、ちょっとしたテクニックを使ってあこがれの彼を落とします。彼との恋が成就したら、のろけ先はあのSNSの新機能へ。首都圏の公立高校に通うA子さん、B子さん、C子さん、D子さんから聞いた、最新の恋愛事情をお伝えします。
女子高生にとって「先輩はブランド」

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新しいクラスにも慣れ始め、寒さも和らいだこの時期に体育祭を開催する高校が多くあります。体育祭は学年を超えて5つほどの「ブロック」に分かれ、各チームごとに決められたカラーに身を包んで盛り上がります。
中でも、盛り上がるのはペアダンス、略して「ペアダン」です。男女でペアを作り、オリジナルのダンスで自分のチームを応援するのです。ペアダンへの参加は有志のみで、自分と組む相手は自らゲットしなければなりません。人気のある男子はすぐ相手が決まってしまうので、女子高生たちは相手探しに奔走します。高校によってはくじ引きでペアを決めることもあり、お気に入りの相手と組めなかった人はペアダン自体をやめると言い出すなど、当日まで大騒ぎです。
女子高生たちにとって体育祭でもうひとつ大切なことは、あこがれの先輩と写真を撮ること。著者が取材した女子高生たちは、「先輩はブランド」と言い切ります。
「先輩というだけでかっこいい。先輩を捕まえるには、まずはTwitter」
彼女たちは、気になる先輩をTwitterでフォローすることから始めます。高校生のTwitterは、同じ中学や高校の人たちでフォローし合っているため、ほとんどの場合、フォローすればフォローし返してくれます。
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