中学生を狙うハッシュタグ「副業〇〇」の正体

ツイッターで商材販売を誘う謎のアカウント

中学生を狙った「#中学生副業」というSNSの危険なワナとは?(写真:MAPS/PIXTA)

小学生や中学生のお子さんを持つ保護者の方は、そろそろ4月からの新年度のために準備を進めている時期ですね。お子さんのスマホデビューを考えるご家庭も多いかと思います。一方で、スマホに不安を感じる方もいるでしょう。スマホは世界中のあらゆる情報に触れることができる道具です。学ぶべき有益な情報もあれば、陥れようとしてくる人物と出会う危険性もあります。

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出会いのきっかけは、やはりSNSです。中学生や高校生がスマホを持つと、ほとんどの人がSNSを始めます。MMD研究所が2020年1月24日に発表した『親と子どものスマートフォン利用ルールに関する調査』によると、13~18歳の男女が利用しているアプリのランキングは、1位がLINE(94.3%)、2位が動画アプリ(82.1%)、3位がTwitter(76.2%)、4位がInstagram(63.1%)、5位が音楽再生アプリ(63.0%)と、SNSではLINEとTwitter、そしてInstagramの順に人気が高いことがわかります。

SNSは無限の人と出会えるサービスです。TwitterやInstagramのキーワード検索やハッシュタグによるつながりは情報収集も簡単です。そのメリットが、時には子どもたちを危険にさらすこともあるのです。

「#中学生副業」のワナ

中学生がTwitterを始めると、好きな芸能人やアーティストなどの情報を得るために、ハッシュタグ検索を使います。

中学生を名乗る副業勧誘アカウントの例(筆者撮影)

「#○○」の箇所をタップすれば、同じハッシュタグの投稿がまとめて閲覧できます。ジャニーズのタレントが好きなら「#ジャニオタ」「#ジャニオタさんと繋がりたい」などのハッシュタグを使いますが、ここに「#副業ジャニオタ」というハッシュタグも一緒に付けている投稿があります。

これは、ジャニーズのタレントを応援するために必要なお金を副業で稼ごう、と誘う投稿なのです。こうした投稿には「中学生でもできる」「親バレしない」「銀行口座の必要なし」「ノンアダルト」といった説明が記載されており、「簡単にお金が稼げるので詳細はDM(ダイレクトメッセージ)で」と誘いかけてきます。

「#中学生副業」というハッシュタグもあり、タップすると多数のツイートがヒットします。「自分も中学生だ」と語るアカウントもあったので、詳細を聞かせてもらうために副業を誘う複数のアカウントに連絡を取ってみました。

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