中学生はLINEの「意外な場所」に悪口を書く ブロックした相手も読めるので注意

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中学生はケンカにLINEのプロフィール欄を利用する(著者撮影)
中学生といえば、子どもから大人になるための第一歩を踏み出す時期です。急に難しくなった勉強についていけなくなったり、容姿が気になり始めたり、部活で結果が出なかったりと、悩みがつきません。中でも、「人間関係」に悩む子は多いもの。そんなとき、中学生はLINEの「ステータスメッセージ」を使うのです。

プロフィールに長文を登録する

LINEのプロフィールには、「ステータスメッセージ」という近況を書ける機能があります。以前は「ひとこと」という名称だったので、そちらのほうがなじみのある人も多いかもしれません。中学生は「ステメ」と呼んでいます。

ステメには、500文字までの文章を入力できます。大人は以前の名称どおり、一言だけ登録しているか、登録すらしていない場合が多いかと思いますが、中学生は長い文章を登録しています。

プロフィール画面に下向きの矢印が出ていたらタップ(画像左)、スクロールするとステメの全文が表示される(右)

文章が長い場合は、プロフィール画面に下向きの矢印が表示され、矢印をタップすると、全文が表示されます。この、少し間を置くような、思わせぶりが、秘密の扉を開けるような感じなのかもしれません。長文の場合は、さらにスクロールして読んでいきます。アメブロ(アメーバブログ)によく見られる、改行や空白が多めに入る文章がはやっているため、何度も何度もスクロールして読むことになります。

最近では、Instagramの影響か、ハッシュタグ「#」をつけて文章を書く子もいます。ハッシュタグをつけてもInstagramのようなリンク機能はありませんが、箇条書きのように言いたいことをすべて書き込むことができます。文章を書くのが苦手な子でも簡単に書けるうえ、普通の文章よりも面白みが出る点で支持されているのでしょう。

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