10~20代に好感度が高い企業・ブランド100 LINEや任天堂、コカ・コーラなど強い

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総合53位のLINEが10~20代ランキングでは上位に(撮影:梅谷 秀司)

10月23日に配信した「好感度が高い企業・ブランド『トップ200』」には、多方面から反響が寄せられた。

日常生活を送っていく中で、人はさまざまな商品やサービスを利用している。それを提供している企業やブランドを「認識」しているだけではなく、「好感を持っている」いう観点で見ると、意外な傾向も見て取れたはずだ。

前回のランキングは13~69歳の幅広い年代を総合した内容だったが、今度は10代、20代のそれぞれに絞った好感度ランキングをお届けしよう。前回に引き続き東洋経済オンラインがJNNデータバンクと協力してランキングを作成した。

「第72回JNNデータバンク定例全国調査」(2015年11月実施)のデータから一部を抜粋。これはTBSテレビをキー局とする全国28社のテレビ局(JNN系列)が1971年から毎年共同で行っているライフスタイル調査だ。訪問留置法という調査方法を用いている。

今回の調査対象は13~19歳の男女663人と、20~29歳の男女1142人。各年代ごとに日本人になじみのある企業・ブランドについて、「好感を持っている」と回答した割合を「好感度」として上位100企業・ブランドずつを並べた。男女別の好感度や総合順位も併載した。

セブン-イレブンが10、20代ともトップに

10代の1位はセブン-イレブン、2位にはカルビー、3位にモスバーガー(モスフードサービス)が入った。総合では53位だったLINEが5位、同56位だった任天堂が8位に入っている点などは10代ならではの傾向といえそうだ。

全般的な特徴として、そもそも未成年が触れる機会が少ない商品・サービスがあることに留意したい。自動車やアルコール・ギャンブルといった法律上の規制があるものはもちろん、化粧品や医薬品も馴染みが薄く軒並み下位となっている。上位の顔ぶれはコンビニ・ファストフードを中心とした食料関連が目立つ結果となった。

20代の1位もセブン-イレブン。2位モスバーガー(モスフードサービス)、3位ユニクロ(ファーストリテイリング)などが続く。20代もLINEは7位と上位に食い込んでいる。特徴的なのは男女差で、10代ではユニクロ、しまむら、無印良品といった衣料品関連で差が開いたのに対し20代では資生堂、DHCといった化粧品関連での差が開いた。

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