好感度が高い企業・ブランド「トップ200」

1位はセブン-イレブン、2位トヨタ

1位はあのコンビニ大手(撮影:梅谷 秀司)

日常生活を送っていく中で、人はさまざまな商品やサービスを利用している。意識するにせよ、しないにせよ、その裏側にはそれらを提供している企業がいる。テレビやネット、新聞、雑誌などで取り上げられていたり、広告を出していたりする企業・ブランドほど、消費者には認識されているだろう。

一方、「認識」されているだけではなく、「好感を持っている」という観点で見るとどうだろうか。東洋経済オンラインはJNNデータバンクと協力して、日本人が好感を持っている企業・ブランドのランキングを作成した。

今回は「第72回JNNデータバンク定例全国調査」(2015年11月実施)のデータから一部を抜粋。これはTBSテレビをキー局とする全国28社のテレビ局(JNN系列)が1971年から毎年共同で行っているライフスタイル調査だ。訪問留置法という調査方法を用いている。

調査対象は13~69歳の男女で、今回は約7400人。今回のランキングは日本人になじみのある企業・ブランドについて、「好感を持っている」と回答した割合を「好感度」として上位200企業・ブランドを並べた。男女別の好感度も併載した。

セブン-イレブンは37.2%が好感

総合1位はセブン-イレブン。調査対象者の37.2%が「好感を持っている」と回答した。いわずとしれたコンビニエンスストア1位だ。ローソンは17位、ファミリーマートが24位にランクインする中で、業界首位の強さを見せた。店舗網の多さだけでなく商品・サービス内容なども評価されているとみていいだろう。

各種商品を購入するだけでなく、公共料金の支払い、宅配サービスの引き受け、ATM(現金自動出入機)の設置など、もはや社会のインフラとも呼べるコンビニは、日本人との接点が多くなっていることを示す調査結果ともいえる。

2位はトヨタ自動車で好感度は35.6%。男女別でみると男性の支持が最も高い(39.5%)ものの、年代別データを詳しく見てみると10~20代ではさほど高くなく、若者の自動車離れが見て取れる結果となった。3位はカルビー(同30.4%)。他の食品メーカーは軒並み女性の好感度が高いのに対し、男性からも指示を集めたのは「アルコールのお供」としての評価があるのかもしれない。

男女で好感度の違いが大きかったのは無印良品(全体:5位、男性:24位、女性:2位)、しまむら(全体:44位、男性:94位、女性:22位)といった衣料品関連企業、ワコール(全体:68位、男性:184位、女性:25位)、トリンプ(全体:156位、男性:279位、女性:94位)といった女性下着のメーカーとなった。これはターゲットが違うため当然の結果と言えるだろう。

世代別でみると、10代と60代でもっとも差が大きいのがセイコー。腕時計はある程度収入に余裕のある中高年向けなことが差が開いた要因だろう。またアサヒビールキリンビールといったアルコール飲料のメーカーも差が大きくこれも若者のアルコール離れが顕著に現れている。逆にLINEヤフーアマゾンジャパンなどのIT企業は若者からの評価が高くなった。

業界別で面白いのはファーストフードチェーン。日本マクドナルド(92位)、ケンタッキーフライドチキン(36位)、モスバーガー(4位)、ロッテリア(155位)と全体でも4位となったモスバーガーが頭一つ抜け出す結果となった。店舗数、売上規模では日本マクドナルドが業界首位だが食品を扱う企業はイメージの点で「食の安心・安全」がキーとなる。野菜の産地表示等で食の安心・安全もPRもするモスバーガーと食品偽装問題のあった日本マクドナルドでその差が露わとなった。 

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