「LINEが超長文」はブラック彼氏の危険信号 スマホの画面が埋め尽くされたら警戒しよう

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一方的な長文のメッセージは、相手のことを考えていないサインでもあります
弁護士の堀井亜生です。私は、これまで1500件以上の離婚や婚約破棄などの男女問題に関する事件を取り扱ってきました。なぜ離婚や破談になってしまったのか、それぞれの事例をひもといていくと、多くの場合、結婚前に彼氏のブラック性を示すサインが何らかの形で出ていて、そのリスクが結婚後に顕在化しただけに過ぎないということが分かってきました。
こちらの連載では、一見すると高スペックなのに、結婚した後でとんでもない事故物件だったことが発覚してしまう「ブラック彼氏」を紹介していきます。ご紹介するブラック彼氏は、必ずしもみなさんにとってNGではなく、女性のタイプによって合う合わない様々です。恋愛と結婚で失敗しないためのポイントを知っていただき、ひとりでも多くの女性たちが自分に合った良きパートナーと巡り合い、幸せな結婚生活を送れるよう願っています。

日常的に長文メールやLINEを送ってくる彼ならば

<本日のブラック彼氏>
LINEのメッセージが1画面で終わらない男

・メールがやたらと長い
・電話を切りたがらない
・けんかしたときに謝っても許そうとしない

あなたの彼がもし、日常的に1画面で終わらないLINEメッセージを送ってくるタイプなら、隠れモラハラ系を疑うべきです。一般に女性同士のメールは長文。そのため、彼からの長文メッセージに対してもおかしいとは気づきにくいものですが、男性で1画面を越えるメッセージはあまり正常ではありません。そこにスタンプや絵文字が少なければ、さらに要注意。

これがけんかの最中となると、さらに長い執拗なメール内容になります。電話がかかってくれば、長い時間にわたって自分の言いたいことをしゃべり続けることも。

実は、長文のメールや長電話は他者への依存性の現れです。相手のことを考えられる人は、相手が読みやすく理解しやすい内容を書くことを心掛けますが、モラハラ系には、自分の言いたいことが言えるかどうかが最重要。相手が理解できるかどうかは二の次で、長文メールを平気で送ってしまうのです。常に不安感を抱えている彼らは、自分を理解して欲しいという他者への欲求が強く、それが不可能と分かると、相手を責め立ててしまうのです。

離婚相談に来たJ子さん(33歳)は、長年、夫のモラハラに苦しんでいました。夫が怒り出すと、いくら謝っても、延々と許してくれないのです。

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