「LINEが超長文」はブラック彼氏の危険信号 スマホの画面が埋め尽くされたら警戒しよう
朝、子どもの登校時間になっても、妻は正座して夫の話を聞いていなければならず、睡魔に負けて一瞬うたた寝をすれば、それを見とがめられて、また怒られる。
「もう朝だから止めようよ」と言えば、「オレの話が聞けないのか」と、また難癖をつけます。長く話すこと自体が目的ですから、彼女が反抗するそぶりを見せれば、新たな怒りをたぎらせるという終わらないループ。
このような「オレの話」の強要は、モラハラの典型的な特徴です。
親依存から妻依存へ
耐えられなくなった妻が、浮気に走るといったケースも数多く見てきました。もともと妻が浮気をするタイプでなくても、夫から逃亡する先が「浮気」というわけです。
妻に浮気される夫には、モラハラ系が多いのですが、その根底には、女性の人格を尊重しないという問題が横たわっています。妻が浮気に至った原因を知ろうとはせず、「自分は被害者、妻が反省さえすればやり直せる」と思い込んでいます。
彼らは、親に褒められたいと進学や就職を頑張ってきた男たち。人の評価をエネルギーにして生きてきて、結婚後は「妻に認められたい」と方向変換します。
いわば親依存から妻依存への切り替えは、自然の成りゆきのようにも思えますが、それも夫婦関係がうまくいっている場合の話で、関係がぎくしゃくすれば再び親依存に戻ります。
モラハラ系の夫たちは、離婚相談に両親の付き添いでやって来ることが多いのです。40代の夫が、80代の両親を連れて来ることも。
この類型のモラハラ系には、交際の早い段階で、「メールが長くて読みにくい」と言ってあげましょう。おそらく、彼にとってその指摘は意外なはずです。彼が自分に意見をしてきたということで別れを考えるのか、あなたが一方的に意見をぶつける相手ではないと分かり、態度を改めるのか。ちょっとした賭けのようなものですが、よりよいコミュニケーションを始めるチャンスになるかもしれません。
長いメールがきたら、読みにくいことをしっかり伝えて、彼の反応をみてみましょう。改善してくれる彼であればモラハラ系ではありません。
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