試供品を“タダで大量ゲット”できる「ドラッグストアショー」に行ったら、《人の本質》を考えさせられた。なぜ人は“無料”に熱狂するのか?

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ドラッグストア
庶民の節約応援団であるドラッグストア。本記事では「JAPANドラッグストアショー」の様子をご紹介する(写真:イデア / PIXTA)
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今や10兆円を超す売り上げ規模を誇るドラッグストア業界。その扱い品目は多岐にわたる。調剤やヘルスケア用品、コスメを始めとするビューティケア用品、洗剤やティッシュペーパー等のホームケア用品、そして食品やコメ、アルコール等のフーズなど、どれもが必需品ばかりだ。物価高の影響もあり、ドラッグストアは庶民の節約応援団だ。

そんなドラッグストア業界の展示会である「JAPANドラッグストアショー」が8月8日(金)~10日(日)の3日間、東京ビッグサイトで行われた。今年で25回目、ビジネス目的でない人でも楽しめる恒例のイベントだ。

高齢化が進む中でヘルスケアはますます重要になり、私たちも最新知識を学ぶ必要がある。取材目的で毎年訪れているのだが、スケジュールの都合で一般公開日である10日(日)に出かけることにした。

あいにくの大雨…だが、筆者の予想は裏切られる

夏休みの3連休の中日、そしてあいにくの大雨だ。そもそもビッグサイトは用事のついでに立ち寄るような立地ではない。きっと人出も少ないだろうとの予想はいきなり裏切られた。

会場は大混雑、小さな子を連れたファミリー層もいれば、大きなバッグを抱えた女性の集団もいる。そう、「ドラッグストアショー」といえば、商品サンプルがザクザクもらえる“無料パラダイス” として有名なイベントでもあるのだ。

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