【あなたは夏までにいくら貯蓄できた?】 お金を食いつぶす《5つの心理》にご用心! 浪費家に共通する「○○すぎる」マインドとは

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貯蓄
2025年も半分以上が過ぎたが、あなたの資産は順調に増えてきただろうか?(写真:tadamichi / PIXTA)

2025年もすでに折り返し、ボーナスが振り込まれてほっと一息をついた人もいるだろう。

約7カ月が過ぎたが、あなたの資産は順調に増えてきただろうか? それとも「こんなはずでは……」と嘆いているだろうか? 

ついお金を使いたくなる時期だからこそ、まずは家計を振り返りたい。もし、年始に予想したほどお金が手元に残っていないなら、その原因を洗い出すべきだ。お金が貯まらないのは、次のような「すぎる」心理のせいかもしれない。

①老後が不安すぎる 

まじめでコツコツ型、NISAやiDeCoの積み立てに励んでいる。浪費は滅多にしない。なのに、貯蓄額は少なく、家計費も赤字気味。半年ごとのボーナスが待ち遠しい……。若者世代に多く見られるタイプだ。

彼らのネックは「老後が不安すぎる」ことだ。なかなか給与は伸びず、社会保険料の負担も重くなる一方。将来の年金がどのくらい受け取れるのかもわからない。とにかく、将来の安心には資産形成が欠かせない。預貯金ではインフレに勝てないと聞いて、とにかくめいっぱい運用資金をNISAとiDeCoへ回している。そうだとうなずいている人もいるのではないか。

しかし、やりすぎてはいけない。それほど多くない手取り額から「将来のため積み立て」分を振り分けると、使えるお金はぎりぎりだ。もちろん、預貯金に回す余裕はない。そのため、予測できない出費が発生すると、いきなり家計の収支がマイナスに落ち込んでしまうのだ。

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