結果、チェックインをしたユーザーの3割以上が商品を購入した。チェックイン数も、通常の週末とくらべて約6倍だった。店舗の人から「スマポで来店した人は商品を買ってくれる」という感想が上がったのも、うれしい効果だったという。
「店長さんをはじめ店舗の方々の協力は、O2O成功の非常に大事なポイントのひとつ。現場の人にいかにスマポの価値を理解してもらえるかがカギとなる。同キャンペーンで、スマポの効果が店舗の人にわかってもらえた」と柴田氏は話す。
ID-POS、決済、クーポンなど「購買」データとの連携で、スマポで来店した消費者の商品購買率、購買商品名などがひもづくようになる。スマポの効果が可視化されるとともに、データを活用したよりきめこまかい接客サービスの向上につなげようと取り組んでいる。
新しい市場を立ち上げながら、同時に店舗数の拡大をめざすスマポ。さらに、O2Oの「購買」「認知」との連携を進めることで、「集客から接客へ」をキーワードにサービスも拡大していく方針だ。
次回は、「認知」を担う国内最大の広告代理店である電通との連携の全貌をレポートする。
(撮影:今井康一)
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